有松~東海道中

 有松の街は、周りを名鉄や近代的な建物にに囲まれて、
ここに江戸時代さながらの通りがあると
思わせない意外性がいいと思います。

有松の成り立ちは、尾張藩の慶長13年(1608年)のお触書によって、
東海道の鳴海宿と池鯉鮒宿の間に出来た茶屋町が起源です。
江戸時代、有松絞りで繫栄して、重厚な蔵や屋敷が
江戸そのままに残っています。

有松絞りとは、布に施す、絞り染めの装飾の事です。

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竹田邸

場所は、名古屋市緑区で、名鉄本線の有松駅の線路を渡った次の通りで、
昔はここが東海道だったのでしょう。

織田信長公が、今川義元公を破り、天下へ「尾張に信長在り」と名乗りを上げた、
桶狭間古戦場がこの町内にあります。