2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

風の港館

香川県の東かがわ市の引田は、播磨灘に面する港町で、 醤油の製造で栄えた町で、 今は手袋の産地として知られています。 その町なかに昭和7年郵便局として建てられた 風の港館があります。 90年程経っていますが、古さを感じさせない建物です。

蔵造の町並み~川越

埼玉県川越に、黒漆喰の分厚い壁と、 本瓦の大屋根と観音開きの防火扉の 町家があります。 江戸の町屋形式として発達したもので、類焼を防ぐために 造られました。

旧第百三十国立銀行長浜支店

長浜のお城から続く、大手門通りと北国街道が 交差する場所が、札の辻と言って城下で一番賑わう 所で、お触れ書きが立つところでした。 その北東の角に、明治33年、黒壁の130銀行の 長浜支店が建ちました。 その後明治銀行、カトリック教会になった後、…

京都の商家 足袋屋さん

京都の町中を歩いていると、 周りはビルに変わっている中で、 そこだけ時間が止まっているように, 足袋屋さんがありました。

松阪邸~竹原

竹原は広島県東部の瀬戸内沿いにある港町で、 古くからの交通の要衝として知られていました。 江戸後期からは、塩田の塩の生産が盛んになり、 北前船で遠く江戸大坂間まで運ばれていました。 ここ松坂邸は、屋号沢田屋で薪問屋を営み、 塩田経営、廻船問屋、…

新勝寺門前町~成田

記憶には、映像だったり、喜びだったり、 痛みだったりが付いている事があります。 新勝寺の門前町の記憶には、お店で焼かれるウナギの 匂いがついています。

吹屋

石州瓦とベンガラで彩られた赤い町並みが、 岡山県の山の中にあります。 ここは、江戸中期から吹屋銅山として発展し、 ベンガラの日本一の産地となりました。 山間地に突然現れる、赤褐色の商家の町並みが、 当時の繁栄を忍ばせます。

今井町の片隅

寺内町として成立し、戦国時代、堀を深くし 土塁を築き兵力を蓄えて、他の勢力の介入を拒んだ、 要塞都市今井町は、橿原市にあります。 大きな蔵の横の路地は狭く、先は町家でふさがれていました。

鞆の浦

潮待ちの港で知られる鞆の浦は、 広島県東部の瀬戸内沿いにありました。 昔は、動力(エンジン)がありませんから 人力以外は風力または潮の満ち引きによる 流れを使って船を動かしていました。 瀬戸内海の中間地点の鞆の浦で、潮待ちをして いました。 港か…

華甍(はないらか)

奈良県橿原市にある華甍は明治36年(1903) 高市郡教育博物館として建設され、 昭和4年からは今井町役場として使用されていました。 今は今井町街並み交流センターになっています。

丸亀城

香川県の丸亀市に、海抜60メーターの亀山に 小ぶりの天守を持つ丸亀城(蓬莱城)があります。 この城の本格的な築城は、生駒親正が17万石で 讃岐の国に封じられて 高松城の支城として築かれました。

京都文化博物館別館

京都の御池通りから、少し南に入った所に 旧日本銀行京都支店として使われた、 京都文化博物館別館があります。 博物館自体は京都の歴史や文化を紹介することを目的に 造られたものです。

長浜城

琵琶湖の北東にある長浜は、 豊臣秀吉の初めて城を築いたところです。 墨俣も秀吉が拠点を築いた場所ですが、 あくまで砦で、その後は放置されました。 長浜城は大坂の陣後に廃城となり、 城の部材は彦根城や大通寺に流用されました。 今ある城は、犬山城や…

引田(ひけ田)~香川県

香川県の東の端に、引田という町があります。 ここは平安の昔から風待ちの港として開かれました。 また安土桃山時代から始まった醤油醸造は、江戸時代 廻船問屋や豪商が出るほどに盛んになりました。 今は入り組んだ路地に古い醤油醸造所や 民家が建ちならん…

建仁寺

京都の花見小路の南の 行き止まりに建仁寺がありました。 ここは源義家の開基で、栄西の開山の 臨済宗建仁寺派の大本山です。 法堂 建仁寺は、俵屋宗達の風神雷神図屛風 などの文化財を多数所蔵しています。

高松城月見櫓と水門

香川県にある高松城は、今治城と中津城ともに 日本三大水城として知られています。 水城とは、海や河口に築かれた城で、 海を堀とする防御力と海に繋がる事による 物資の運搬に優れています。 今は港が出来て、海の海面からは離れています。

倉敷

倉敷に小高い山があり、その山が鶴形山で、 そこには阿智神社という神社があります。 その神社は倉敷の総鎮守になっています。 祀られている神は宗像三女神で、福岡の宗像大社と 同じ神様です。 阿智神社参道入り口 航海の安全を見守る神様です。

八坂の塔

京都の三年坂を二年坂に下りないで、 八坂上町を歩いて行くと、右手に 高い五重塔がありました。 ここが八坂の塔で、法観寺という 臨済宗建仁寺派のお寺でした。

北町通り~湯浅町

和歌山県の有田川の南にある入江の湯浅は 醤油発祥の地として知られています。 そんな湯浅の北町通りには 、古い醤油工場がありました。

新町通り~近江八幡

八幡堀のほど近くにある新町通りには 江戸後期から明治かけて建てられた商人の邸宅が 整然と並びます。 新町界隈には、近江商人の中でも早い時期に活躍して、 江戸進出が最も早く、海外進出を果たした者もいました。

奈良町

奈良町は、奈良時代、平城京の下京として 多くの寺院が置かれた事に始まります。 中世以降は元興寺旧境内に刀、酒、醤油、 筆、墨、晒、蚊帳などの 手工業者が住み、町家を形成しました。 また先の大戦の空襲から免れたことから 古い路地の町家が残りました。

河崎~伊勢市

伊勢湾を渡ってきた伊勢神宮の参拝客が 上がる勢田川の河岸を中心に発展した町で 今も町家や土蔵が残されています。 最盛期は日本各地から集まる物資を売りさばく問屋が 軒を連ねました。

飛騨古川

岐阜県の北部に位置し、千メートル級の山々が 周囲を囲う、飛騨古川は、街の真ん中を 宮川が南東から北西に流れます。 毎年4月には気多若宮神社の例祭古川まつりが行われます。

鞆の浦の商家

万葉の昔から潮待ちの港として栄え、 今も白壁土蔵の商家や蔵が立ち並ぶ鞆の浦は 福山市の南にあります。 町をめぐる細い路地には、 数々の物語を持つ 町家が並びます。 大店の商家を思わせる建物は、今は1階部分が銀行の駐車場 になっていました。

旅籠~奈良井宿

奈良井宿は、旧中山道69次の 34番目の宿場町でした。 難所の鳥居峠を控え、草鞋を脱いで 足を休める宿場で、奈良井千軒と言われ 栄えた宿場でした。 当時は人口2155人、本陣が1軒、脇本陣1軒、旅籠5軒 ありました。

旧秋田商会~下関

下関の唐戸市場からほど近く場所に、 大正4年(1915年)に竣工した 旧秋田商会ビルがあります。 ここは、和洋折衷の鉄筋コンクリート造り 3階建てで、屋上には茶屋と庭園があります。 屋上の木は庭園の庭木です。

桜田門

警視庁の前にある皇居の桜田門は、 徳川幕府の千代田城の跡ですが、 二重構造になっています。 まず、内堀を渡ると小さな高麗門があり 桝形を成して桔梗門につながります。 警視庁と桔梗門

関宿~旧東海道

関宿は、東海道53次の47番目の宿場町で 、鈴鹿山脈の山すそにあります。 古代三関の一つ鈴鹿の関が置かれていました。

竹原

広島県東部の瀬戸内海に開かれた港町竹原は、 古代から交通の要衝として栄えました。 江戸の後期からは塩田の製塩業が盛んとなり ここで作られた塩は北前船で、遠く江戸大阪に運ばれました。 西方寺の石段を下りると、右側に木造の古い郵便局があり、 正面に…

今井町~橿原

奈良県橿原市にある今井町は、戦国時代の寺内町で 当時は、堀をめぐらし、武力を蓄え、他の勢力の介入を 拒んだ、自由都市でした。