南禅寺

 京都の左京区にある南禅寺は、臨済宗大本山で、
日本初の勅願禅寺です。

場所は三条通りから仁王門通りに曲がってすぐです。

境内には、高さ22メートルの三門があり日本3大門に数えられています。

話しは変わりますが、あの大泥棒の石川五右衛門がこの三門の上で
絶景かな絶景かなと名台詞で桜を眺めた、あの門です。

泥棒が三門の上にいる事自体、人目に付き、泥棒にとって危ない
行為です。
その後、五右衛門は、太閤によって窯茹での刑に処されとされていますが、

この三門は、太閤、五右衛門が生きていた時代には存在しませんでした。

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南禅寺三門

三門は1295年(永仁3年)に建てられましたが、1447年(文安4年)火事で焼失しました。
再建したのは、太閤の家来の藤堂高虎公で、1628年(寛永5年)大坂夏の陣の供養の為でした。
ですから百八十年ほど三門は存在しませんでした。