今、天空の城と言って、雲海に浮かぶ、
山城が持て囃されていますが、
自然現象として、その情景は知られていましたが、
現在の様なブームではありませんでした。
明治以降、この城は、新政府により、7円で売りに出されましたが、
山の頂上にある為、解体を免れました。その後は荒廃し崩落の危機に
瀕しました。しかし地元の方々のご努力で修復され、
現在、日本の名城１００選に選ばれています。
吉備国際大学のキャンパスを抜けて、
山道を登るとそんなに広くない駐車場があり、
そこからは、自分の足で登らないといけません。
４００メートルぐらいの高さだと聞いていましたが、
20分ぐらい山道と格闘して、
五平櫓までたどり着きました。
私が武将だったら、もう石垣に取り付くのは止めて、下山します。
それと同じに、年に何回しか現れない雲海を待って、
霧で見通しが効かない、足元の悪い所を登ろうとは思いません。
登る人は気を付けて
