五條新町~旧紀州街道2

 旧紀州街道沿いに古い町並みを残す
奈良県五條市は、松倉重政の島原転出の後、
天領となり幕府の代官所が置かれました。

天領として穏やかな繁栄が続きましたが、
文久3年(1863年)尊王攘夷派が大和行幸
計画して、それに先駆ける天誅組
五條代官所を襲撃しました。五條は、混乱
を極めました。
天誅組は、政局の転換で、
1か月で制圧されました。明治維新の5年前です。

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五條本町
10月に鞆の浦を訪ねました。そこには七卿落ちの邸宅がありました。
大和行幸を策した公卿たちは、失脚し、長州に落ちて行きました。