今村天主堂~三井郡大刀洗町

 福岡県南部の筑後地方、久留米市と接する、大刀洗町には、
戦前に陸軍の飛行場があり、戦争末期には、
特攻の訓練がここで行なわれたと知っていました。

物の本を読んでいると、「筑後隠れキリシタンの郷があり、
国の重要文化財になっている今村天主堂が建っています。」
という記事を見つけ、車で出かけました。

距離から云うと30分で到着しそうですが久留米経由なので
一時間かかりました。

今まで隠れキリシタンと言えば、長崎県島嶼部か熊本県の天草
とばかり思っていましたが、慶応3年(1867年)ここ大刀洗町今村で
信者が発見されました。

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今村天主堂

明治14年、殉教者ジョアン又右衛門の墓の地に、
木造の教会が建てられました。
その後の大正2年、2本の塔を持つロマネスク様式レンガ造りの
天主堂が、ドイツの信者たちの寄付と信者の労働奉仕により完成しました。