下関~海峡の港町

 下関は、赤間関と呼ばれ、江戸時代、北前船の寄港地で、
山陽道山陰道の終点で九州への入り口として、交通の要衝でした。
ここを守る為に、明治時代から要塞が造られ、その遺構が残っています。

町中には、旧英国領事館があり、そこから歩いて行くと、古いビルの屋上に
木が生えて、日本家屋の乗った不思議な建物がありました。

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左から、下関南部郵便局、隣が旧秋田商会

下関南部郵便局は、明治33年(1900年)建設の下関で一番古いものですし、現存する郵便局で最古のものです。

隣の旧秋田商会は、大正4年(1915年)建設の自宅兼事務所の鉄筋コンクリートのビルです。当時秋田商会は、海運会社でした。3階建てで、屋上に日本庭園と日本家屋の茶室が乗っています。