路地~鞆の浦(9)

 広島県も倉敷に近い、瀬戸内海の港町、鞆の浦は、
古くから潮待ちの湊として知られていました。

瀬戸内航路の中間地にあるここで、一日2回の潮の満ち引きを利用して
船を動かすため、潮待ちをする必要がありました。

しかし、航海術の発達と大型化により、風の力により沖乗りで、
鞆の浦に寄港しない船が増えて、鞆の浦は衰退しました。

そうした鞆の浦には、古い 路地が残っています。