山鹿~旧豊前街道(11)

 熊本県の北部にある山鹿市は、 
豊前街道の宿場町で、菊池川の水運と相まって
物資の集散地として、栄えました。

周辺で採れた米は、菊池川を利用して、
有明海を経由して、大坂まで運ばれていました。
また、コメの集散地という事で、酒蔵や麴味噌屋が立ち並びました。

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米穀商本田喜久八氏の商家

京都の町屋と同じように、間口が狭く、奥行きが深い商家、米穀商を営んでいましたが
明治29年に、清酒醸造を始めました。