有松~旧東海道(5)

 旧東海道にあった有松には、 
当時の商家の建物が残っていました。

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小塚家住宅

小塚家が有松に移住したのは、寛文年間(1661~1673)といわれ、屋号を山形屋として明治期まで絞り問屋を営んでいました。建物は、文久2年頃(1862頃)のものです。
茶室の付く主屋、表倉、南倉などからなり、重厚広壮な有松の絞問屋の形態をよくとどめており、改造も少なく、建築的にも優れ、歴史的にもまた町並み景観の上からも貴重な建物です。
 主屋は、木造切妻造二階建、桟瓦葺、平入り、外壁および軒裏は塗籠漆喰塗で、一階は格子窓、隣家との境に「うだつ」が設けられています。(有松案内書による)