吹屋~弁柄に彩られた街並み

 岡山県高梁市の山間に、古い吹屋の街並みが残っています。
ここには、もともと銅の鉱山があり、その産物の加工集散で
この町が出来たのではないでしょうか。
ここに来たのは、もう少しで夕暮れ時で、
家々の壁を夕日が染めていましたと書く前に、すでに、
弁柄(べんがら)で、赤く塗られていました。

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長尾家 弁柄窯元で、江戸期には、鉄油の問屋で酒造業も営む

べんがらは、赤色の着色料で、漆器や陶器、建物に使われました。