本州最西端の港湾都市の下関は、
山口県の中でも一番人口の多い所で
九州の入り口でもあります。
そんな下関の町中に、古いビルの屋上に、木が茂る
所がありました。
現代では屋上に庭園や公園を作るのは珍しくありませんが
このビルは大正4年(1915年)の百年以上前に造られています。
ここは秋田商会という総合商社が建てたもので、
秋田商会は国内中国朝鮮に25カ所の支店を持ち
建築用の木材や食料を扱っていました。
鉄筋コンクリート造りの建物は事務所兼住宅で
屋上には茶屋が作られ、木が植えられました。