2020-11-16 ベンガラの里、吹屋 お宮さんや神社の建物は、大抵赤く塗られています。 今はどんな塗料で塗られているかは、解りませんけど 江戸の昔、このような赤の着色料は弁柄(ベンガラ) が使われていました。 そのベンガラを産出した鉱山が岡山県にありました。 高梁川を遡り、西の山中に分け入ると、鉱山町の 吹屋がありました。 ここは日本唯一の産地で、繁栄を極めた所です。 長尾家は長尾屋の総本家で、弁柄釜元の一軒です。江戸期には 鉄、油の問屋で、酒造業も営んでいました。