旧長崎街道~塩田宿

 長崎街道上の宿場町塩田は、温泉で賑わっていた
嬉野の隣町で、今は嬉野市になっています。

ここは、有明海に注ぐ塩田川の川港で、
物資の集積地でした。天草の陶土を有田、伊万里に運び、
帰りは、やきものやお米を、大川を経て、大阪に運ばれました。

川港の塩田津には、廻船問屋、商家が立ち並び、
周りには、鍛冶屋、和紙、石工などの職人が住み、賑わっていました。

長崎街道沿いに白壁土蔵の商家が立ち並び、
この家屋の裏は塩田川が流れています。

イメージ 1
西岡家と蔵

西岡家は代々廻船問屋営む商家で、建物は1855年の建築と言われています。