2022-04-26 五條新町 奈良県の西部にある五條市の五條新町は、 江戸の初め二見に城を構えた松倉重政が、 二見と五條村とを結ぶ所に新町を企画して出来た町です。 その後、松倉重政は大坂夏の陣の軍功で、島原に加増転封した後 島原の乱を引き起こし、取り潰しになりました。 五條は天領となり幕府の代官所が置かれて、 穏やかに日々が続きましたが、 幕末に天誅組の変が勃発し、代官の鈴木源内を殺害しました。