2023-08-17 吹屋~ベンガラの鉱山町 岡山県の高梁川を遡り、西の山中に分け入ると 江戸中期に銅山町として発展し、幕末からベンガラの国内唯一の 産地として、隆盛を極めた吹屋があります。 ベンガラは赤色の発色剤で、陶器や漆器または寺社の建物を 赤く塗るのに使われました。 通りには、ベンガラ格子に石州瓦の 赤褐色の商家が立ち並びます。 ここの問屋では、硫化鉄を酸化還元して ベンガラを作っていました。